Photograph days  

カメラを変えると写真が変わる

/Posted:2015.07.06


Me. / benjaflynn

この言葉、よく聞く。

週末新しいカメラを買った。
別にカメラが欲しかったのではなくて、レンズがお目当てだったのだが、カメラが付いてきてしまった。

狙いはライカ マクロエルマリート R  60mm f2.8。
非常にシャープで有名なレンズだ。以前から欲しかった。
マクロに使ってもよし、標準レンズとして使ってもよし。ポートレートにもよし。最高の万能レンズである。

表現としての写真

/Posted:2015.06.17

写真の最初の発展は、絵画の代わりだった。肖像画である。

肖像画は遡れば王侯貴族にしか許されない贅沢の極みであったが、職業画家の増加や商人の台頭に連れ、徐々に特権階級のものから離れていく。

そして、写真が登場することで、肖像写真が生まれ、一般化、大衆化していく。

このような背景から写真は絵画の代わりとしての宿命を持たないわけに行かなかった。

また、当然二次元の画像という点においても絵画を模倣するということは自然な流れだったのだろう。

では、写真の写真らしさ、写真だからこそ可能な表現とは何なのか。
そんなことを考えた人々がいた。ロランバルトやスーザンソンタグが有名だ。

彼らは写真とは何かを考え、その存在を問い続けていた。

そして、写真家たちもたんなる絵画の延長たる「実用写真」からの脱却をめざした。

くわしくは、様々な書籍を読んでいただくとして、ひとつの写真的表現としてストレートフォトグラフィーについて少し説明したい。

写真はその特性から、ある時、ある場所で、ある人が選択した記録である。
撮影者は何かに反応し、それを捉えたいと考えた。その結果が写真というメディアとして生成される。

言い換えれば、写真というメディアはある撮影者が現実の世界に目を投じた時に一体何に反応し、何を感じたかを投影するものである。

そのような写真を組んでいくことで、その撮影者の撮影者としての眼、感覚、そういったもの、世界観が現れてくる。その世界観を鑑賞者が追体験するものである。

撮影者が一般的な美意識や感覚と離れ、独自の視点を持っていればいるほど、写真にはその独自の世界が現れてくる。

表現というものは誰かに迎合するものではなく、自分独自の思想、世界を何らかの形にし、世に問う行為である。

写真が表現として成立するひとつの方向性がストレートフォトグラフィーの考え方と言って良いだろう。

被写体と焦点距離

/Posted:2015.06.11

「家族」を撮り始めたら、35mm(レンズの焦点距離の方)がしっくり来る感じがしてきた。


今までは28mmをメインにしてきた。風景とか街並みとか止まったものを主体にして、引いて空間を出すことに専念していた。だから、28mmはちょうどよかったんだろうと思う。

人物、あるいはその人物との関係性を写そうとすると、空間をしっかり入れることは重要じゃなくなってくる。そして、変なパースとか歪みの方が目についてしまい、鑑賞者の目を違うものに向けさせてしまうことになる。

一方50mm以上になってくると、部分を切り取る写し方が主体になってくる。あるいは、かなり人物と距離をとる必要が出てくる。

こうなってくると、なかなか人物との関係性を写しづらく、人物の表情に目が行きがちになる。普通に会話している距離を離れてくると、「家族」を撮るには適さないのではないかと思う。

家族を撮るのでなければ、50mm以上でも良い気がする。被写体の風貌、肌、目、表情、皺、そういった全てを細かく捉えるのなら、50mmで被写体と時間をかけて対峙して撮影するというアプローチが有効だと思う。

家族を撮りつづけるということは、繰り返される日常とその中で起こる微細な変化、家族が生活する物理的空間、そういった要素すべてをぶち込んでいくことになる。

それを入れ込むためのベストな焦点距離が35mmなのかなと思う。


 

オリンパスの7-14mm f2.8 proがすごいらしい

/Posted:2015.06.09

M.ZUIKO 7-14が発売になった。
マイクロフォーサーズ用のいわゆる大三元が揃った形になる。

その最後に登場したこのレンズ、なんと受注販売という形をとっているらしい。
受注生産はよく聞くが、あくまで受注販売。
つまり、店頭在庫はおかないということ。
お店でオーダーをかけると、オリンパスに在庫があればすぐ来るし、なければ次の生産を待つことになる。
とってもメーカーにとっては都合がいい。

無駄に在庫を持つことがなくなる。流通在庫が多すぎることによる価格下落を防げる。
自社の都合で生産できる。受注生産だと、オーダーが来たら「作らなくてはいけない」。

ここまで強気に出ることができるオリンパスも不思議である。
ある意味ニッチプレイヤーであるからできることかもしれない。
そして、それだけオリンパスのズイコーレンズが信頼される性能と品質だから成立するのだろう。

このレンズも、他のズイコーレンズと同様、解放からシャープで少し絞るだけで、周辺まで均一な画質を結ぶようだ。ズイコーレンズはセンサーが小さいゆえにレンズ設計がしやすく、周辺画質の低下が少ない。ボケの少なさや、ダイナミックレンジでフルサイズには負けるものの、均質な画面という点では、他社を圧倒しているようにも思えるのだ

パナソニックの新レンズ Lumix G Macro 30mm

/Posted:2015.05.31

前回パナソニックの42.5mmについて紹介した。
今回は同時に発表された30mmを紹介しよう。

パナソニックの新単焦点レンズ LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH.

/Posted:2015.05.10

少し前の話になるが、パナソニックから単焦点レンズが2本発売になった。
42.5mm F1.7 と 30mm F2.8のレンズである。
それぞれ、35mm 換算では85mmと60mmの画角のレンズとなる。

今回は、1本目、42.5mmについて。
LUMIX G 42.5mm|交換レンズ|デジタルカメラ(交換レンズ)|Panasonic

42.5mmといえば、F1.2の超大口径ノクチクロンがラインナップされている。
今回のレンズは同じ画角で開放F値が約1段暗いレンズとなる。とはいえ、F1.7もあればそれなりに大口径ではあるし、バカみたいなボケは生まれないだろうが、そこそこのボケを期待できる。そして、とにかくリーズナブルなお値段ということが大事。?

そのお値段の差、3倍以上!もちろんライカ銘のレンズはライカの要求スペックを実現しなくてはいけないわけであるが、当然ながら余計なブランドロイヤリティーもかかっているわけで、それほど大きく伸ばしたり仔細にチェックしなければ十分なレンズなのではなかろうか。 3倍の価格差によって得られるものは、ライカブランドと自己満足だけだったりするので、注意が必要である。

さて、作例チェックをしてみよう。ヨドバシのサイトを見る限り、結構なボケを稼げることができる。また、十分にシャープなようだ(当然Webで見る限りだが)。
[PY] フォトヨドバシ LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH. POWER O.I.S. インプレッション | photo.yodobashi.com |

デジカメInfoの情報からも、なかなかの高評価であることがわかる。
?パナソニックLUMIX G 42.5mm F1.7 は価格以外ほとんど欠点のないレンズ - デジカメinfo

だが、この記事にもある通りオリンパスには45mm F1.8という価格の割に随分性能のよいレンズがある。
パナソニックのレンズには手振れ補正が搭載されているが、オリンパスユーザーにはボディ側手振れ補正があるので無用の長物である。

 

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8  ブラック
オリンパス (2013-06-14)
売り上げランキング: 5,194

1万円強の差があり、それぞれに性能のよいレンズとなってしまうと、手振れ補正がいらないオリンパスユーザーにとってはあまり手を伸ばしたくなるレンズではなさそうである。

とはいえ、「85mm」という数字になんとなく惹きつけられてしまうところもあり、ちょっと悩んでしまうのである。?

パナソニック製ライカレンズをチェック 【第一弾】Leica DG Macro-Elmarit 45mm

/Posted:2014.11.30

パナソニックは、長年ライカとの提携で、ライカ銘のレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラを発売してきた。そして、フォーサーズ規格の最初の一眼レフDMC−L1のキットレンズとして「LEICA D VARIO ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.」をリリース。これ以降、ライカ銘の交換レンズを発売することとなった。

今回は、マイクロフォーサーズ規格のパナソニック製ライカレンズをチェックしていこう。

※DMC-L1については、下記を参照。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/rev/20060801/117925/?

オリンパス M.Zuiko Digital 25mm f1.8 のレビュー

/Posted:2014.05.15

25mmといえば、マイクロフォーサーズでは35mm版換算50mm相当の標準レンズ。さらに、f1.8と開放f値を無理しないことで、価格的にもサイズ的にもお手頃なところを目指したレンズだ。
m.zuiko25mm

とりあえずは押さえておきたい換算50mmのこのレンズ。レビューサイトのレビューをチェックしてみる。