X-T2&XF16mmのAF問題、第四弾。どうやら無限遠にピントが合ってしまっているようだ。 | Photograph days  

X-T2&XF16mmのAF問題、第四弾。どうやら無限遠にピントが合ってしまっているようだ。

/Posted:2017.08.21

X-T2ピントがおかしいシリーズ第四弾です。前回の記事ではX-Pro2でも発生することなどを記事にしました。今回は自らあらためてテスト撮影を敢行したので、その結果を。

被写界深度スケールを設定

今回はテスト前に設定を変更しました。それは、「被写界深度スケール」を表示したこと。

これによって、被写界深度が確認できるようになりますが、加えてピントがどこに合ったかその距離がわかるというわけです。これでAF合焦時のピント位置をちょくちょくチェックしながら撮影をしていこうという狙いです。

無限遠で合焦

で、結果は「AFが合焦しにくい被写体の場合に、AFエラーにならずに無限遠にピントが合ってしまう」ということでした。

狙い通り被写界深度スケールで明らかに確認することができました。例えば前々回記事に掲載した下記の真っ白な椅子が並んだ写真でこの現象が発生し、椅子でも、背景の壁の部分でもなく、無限遠にピント位置が来たわけです。

image
FUJIFILM X-T2, 16.0 mm, f9.0, 1/500,ISO400
Photo by Tomoya Kurashige

generated by FlickURL

この被写体はまさにAFが苦手な被写体ですね。ちなみに、この現象他にも生い茂った葉っぱでも発生しました。これもAFが苦手ですね。

AFエラーを表示して欲しい

ロジック的には本来AFエラーになるべきだと思うんですけども・・・なぜこうなるのか。少なくとも検査のような実際のフィールドと異なる検証ではこの現象は再現できないでしょう。

ゾーンAFはピントが甘くなる

今回の検証ではゾーンAFは使わず、シングルポイントのみでピントを合わせました。過去にゾーンAFで撮影してどうもピントが甘かった被写体を再撮影しましたが、まともにピントを合わせられませんでした(無限遠に行ったり、中途半端な距離になった)。

そのため、ピントがきちんと来るだろうと思われる被写体でAFを合わせてから、カメラを振りました。結果、前回のような甘さはありませんでした。

動態で使用するのであればありですが、静止しているものの撮影で使うにはピントの追い込みが甘くなってしまう可能性があります。今後はシングルポイントのみで撮影することに決めました。

まとめ

静止しているものを撮影する場合のオススメの設定は以下です。

  • AF-S(当然)
  • ピント優先
  • シングルポイント
  • 被写界深度スケールを表示して、合焦距離をチェック

あとは撮影者がどこまでピント精度を許容できるかに依存します。テストしつつゾーンAFを使ったり、被写界深度スケールを非表示にしたりと設定を煮詰めていくのが良さそうです。

関連コンテンツ

このエントリーをはてなブックマークに追加 feed-icon 読者になる(RSSに登録)