X-T2導入から3ヶ月。X−T10から乗り換えた感想(レビュー) | Photograph days  

X-T2導入から3ヶ月。X−T10から乗り換えた感想(レビュー)

/Posted:2017.05.31

3月にX-T2を購入してそろそろ3ヶ月になろうとしています。その間に3000ショットくらい撮ったでしょうか。徐々にX-T2にも慣れ始め、ストレスなく使いこなせる様になっています。この3ヶ月で感じたことをまとめてみたいと思います。

X-T2
Apple iPhone 6s, 4.2 mm, f2.2, 1/30,ISO125
Photo by Tomoya Kurashige

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全部が早くなった、快適なレスポンス

起動、オートフォーカス、そして素早く操作できる操作系。とにかく早いから、撮影がサクサク進むんです。

X-T10ではスイッチを入れてから撮影可能になるまでワンテンポ待たされる感覚でした。設定を変えようとしても、ボタン入力を受け付けない。でもX-T2では撮影可能になるまでの時間が短縮されています。

公式では最短0.4秒とのことですが、実感でも確実に1秒は切っているだろうし、すぐに操作を受け付けてくれる感覚です。

オートフォーカスは爆速です。性能アップに加え、位相差AFの範囲が広くなっているのでさらに快適です。特にリニアモーター搭載のXF18-55やステッピングモーター搭載のXF23 F2は早い、早い。ピントが合うのを待つことはまずありません。

また、AF-CのAF追従もすごい進化しています。AFが始まると被写体を追いまくります。AFポイントがものすごい勢いで点滅し続けます。

ISOダイヤル、フォーカスレバーは超便利

X-T2になって、使用頻度が最も高いのがISOダイヤルとフォーカスレバーの2つです。いずれもX-T10ではメニューやファンクションボタンから変更しなくては行けなかったのですが、この2つの装備があるとないとで操作性は段違いです。

ISO感度については富士フイルムは1/3ステップでしか変えられないので、コマンドダイヤルだと結構回さないといけないケースがありました。一方、X-T2のダイヤルは最長でもダイヤル一周で済んでしまうわけです。さらに電源オフ時でも変えられるので、撮影前に事前に変えておくことができて便利です。

X-T2
Apple iPhone 6s, 4.2 mm, f2.2, 1/30,ISO200
Photo by Tomoya Kurashige

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フォーカスレバーも使い始めたころから便利さを感じていましたが、ここまで快適だとは思っていませんでした。X-T10ではほとんど3x5のゾーンでピントを合わせ、そこから外れる場合にはピントを合わせてからカメラを振ることが多かったです。

X-T2
Apple iPhone 6s, 4.2 mm, f2.2, 1/15,ISO250
Photo by Tomoya Kurashige

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X-T2になってからは、フォーカスレバーのお陰でAFポイントの変更がサクサクとできます。その結果、フレーミングを決めてからAFポイントを変更することが多くなりました。また、5月のファームウェアで「AFモード:ALL」が追加されたことでさらにAFポイントの変更の操作性は高くなりました。

なんとなくシャドウの再現が良くなった気がする

X-T10はシャドウが結構潰れてしまう印象があります。髪の毛がべたっと黒くなって一本一本が見えないくらいです。シャドウトーンをミディアムソフトやソフトにしてなんとか少しましになる感じです。

X-T2ではシャドウの再現がだいぶ良くなった気がします。まだ厳密にチェックしてはいませんが、印象としてはX-T10より絵作りが軟調になった気がします。LightroomでRaw現像してみても、印象はだいぶ違います?X-T10だと軟調にするように現像、X-T2はストレートから少しコントラストを上げて現像という感触です。

この点は、時間をとってきちんとテストしてみたいと思っています。

単焦点レンズと組み合わせれば、隅までシャープな画像

2400万画素になってさらにディテールが出るようになりました。富士フイルムのカメラはローパスフィルターレスなので、もともとディテールの再現もよくシャープでしたが、さらに一歩進んだ感じです。

ボディと一緒にXF23 F2とXF16を導入したおかげもあり、隅々までキリッとシャープな画像です。XF18-55もズームレンズとしては優秀な方ですが、単焦点レンズには及ばないですし、隅は流れ気味になります。

2400万画素のセンサーを活かすには単焦点レンズと組み合わせがマストと言えるでしょう。重くなるのも覚悟できるのであればレッドバッジのズームレンズもありますが、個人的には単焦点レンズの方が良いのではないかと思います。

ミラーレスとはいえちょっと大きくて重い

X-T10がそこそこ軽くてコンパクトだったので、比べてしまうと「でかいな」と感じてしまいます。ミラーレスなので厚みはないのですが、幅と高さはそこそこ大きめに感じます。

重さも500gあるのでミラーレスとしては重い方です。まあ、一眼レフと比べれば断然軽いんですが。耐久性や防滴防塵のためにボディに金属を使っていることもあるので、これは致し方ないところです。

現在X-T10も並行で多少使用しています。あまり荷物を大きくしたくないときや撮影しないかもしれないような時には、大きさ・重さがネックになる時があるからです。

電池持ちは悪い気がする

EVFメインで使用すること、電源を入れっぱなしにしてスリープを1分間にしているので、あまり電池持ちが良いような使い方ではありません。仕様表では背面液晶を使った場合に350枚ですが、使い方によって大幅に変わります。

X-T2のパフォーマンスモードノーマルは、一部の機能はX-T10やX-T20のハイパフォーマンスモードと同等の速度で動きます。電池消費が大きくなるのは仕方ありませんね。諦めて予備電池を使いましょう。

ただし、純正のNP-W126Sはバカみたいに高いです。もっと安くできないもんでしょうか。ニコンとか富士より電池容量大きくても、富士より安い気がしますけれども。

他メーカーからの乗り換えはハードル高い?

X-T2に限ったことではありませんが、富士フイルムは他社と比べると操作体系が特殊なので、他社からの乗り換えは始めは難しいかもしれません。また、絵作りも富士フイルム独特なものなので、他社のカメラと色が変わってきてしまいます。その辺の癖も掴んで行かなくてはいけません。

ただ、富士フイルムを選んだ人はドハマリするケースもあるらしいので、東京の人であれば六本木のサービスステーションでレンタルしたりして試してみてから購入するのもいいんじゃないでしょうか。

一方、ダイヤルオペレーションはフィルムカメラになれた人にはスムーズに使いこなせるポイントです。液晶を確認せずに操作できることに慣れると今度は他社のカメラが使いづらいと感じ始めるかもしれませんね。

まとめ:ほとんど不満を感じない!すごいぞX-T2!

僕はX-T10で富士フイルムに乗り換えましたが、主に操作性に若干の不満を感じていました。そしてX-T2に変えた結果、大きく重くなったものの不満が消え、そしてレスポンスの向上など全体的な性能向上に非常に満足しています。

今のところX-T2への不満はほとんど無いです。思いつくかと考えても、まったく出てこない!そして、富士フイルムはファームウェアアップデートでどんどん進化させてくれるので、不満を感じていなくてもどんどん便利になっていくという素晴らしさ。これはもう他社のカメラには戻れませんね。

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X-T10とX-T2の比較はこちらの記事にも書いてます。ご参考にどうぞ!

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