GRとお別れしよう・・・

/Posted:2017.05.03

このブログを始めた頃、GRIIを購入して撮影を再開しました。それまで体調が悪かったりしてなかなか外にカメラを持ち出せるほどで無いときに、GRIIの軽さ、小ささが撮影を後押ししてくれたのでした。

しかし、残念ながらそんなGRとも別れのときが・・・。

RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840

良いカメラであるが、最高のカメラではない

GRは決して悪いカメラではありません。素晴らしい写真を撮っている写真家の方もいますし、僕の友人たちもみんなGRを持っています。ですが、GRは決してよいカメラというわけではありません。いや、正しくありませんね、万能のカメラではありません。

オートフォーカスは早くないし、外します(今時測距点が9点しかないし・・・)。jpegの色は良くありません。ホワイトバランスも晴天以外はあまり良くありません。RAWのダイナミックレンジが妙に広いので、変にHDRみたいな絵作りで現像できてしまいます。

やはりスナップシューターのカメラである

ピントはオートフォーカスに期待せず、フルプレススナップや絞り込んだ上で目測で撮るべきです(静物は除いて)。カラーよりもモノクロで、そしてRAW現像するべきです。

GRの素晴らしい点は、そのコンパクトさと最高のレンズです。いつでもポケットに、そして、下手な一眼レフを超えるシャープネスとコントラストを持ったレンズ。そして、ローパスレスのセンサーがシャープな画作りに貢献します。だから、このカメラはモノクロで風景を撮るか、スナップショットを撮るべきカメラだと思うんです。

富士フイルムとなじまない色再現

異を唱える人もいるかもしれません。しかし、一度富士フイルムのXシリーズを使ってしまうと、カラーはやはり富士フイルムに軍配があがるんです。富士フイルムのカラーとリコーのカラーを合わせるのはかなり厳しい。モノクロであれば、階調を揃えることはできるでしょう。しかし、同じものを撮っても違う色が出てきてしまう上に、色再現がよろしくないとなると一緒に使っているわけに行かないんです。

フィルムのGR1vではこうしたことはありませんでした。コンパクトであることとレンズはGRの素晴らしさはフィルム時代からのものです。一方、フィルム時代にカラーの色を決めていたのは、フィルムです。複数のカメラを使っても同じフィルムであれば大体は同じ色再現になったんです。レンズによって変わってくることはありますが、現在のデジタルカメラのメーカー間の差に比べれば小さいものでしょう。

ありがとう、そしてさようなら

こういう見解から、とうとうGRとお別れする決意に至ったわけです。僕の手に来てたった1年でした。短い期間でしたが、僕が写真を再び取り始めるための原動力として働いてくれましたし、その御蔭で今たくさんの写真を撮る力(気力、体力)を持てる状態になりました。GRには感謝です。

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