魅力的なスペックの富士フイルムのコンパクト単焦点XFレンズシリーズ | Photograph days  

魅力的なスペックの富士フイルムのコンパクト単焦点XFレンズシリーズ

/Posted:2017.06.04

2012年にミラーレス一眼のXを立ち上げた富士フイルム。最初のレンズは3本の単焦点レンズとするなど、単焦点レンズメインでした。そして、立ち上げから5年が経過した現在、ズームレンズ、単焦点レンズをともにかなりのラインナップを構築することに成功しています。

その中でも35mm(35mm判換算約52mm)を皮切りに3本の開放F2、防塵防滴レンズを含む「コンパクト単焦点」レンズは価格は手頃ながら高画質を実現しています。現在は上記のシリーズに加えて、18mmと27mmを加えた5本を「コンパクト単焦点」として位置付けています。

単焦点レンズの魅力

単焦点レンズはその名の通り焦点距離が一つのレンズ。ズームレンズ主流の今となっては、利便性ではおとります。また、ズームレンズでカバーできる焦点距離を単焦点レンズで揃えようとすれば、当然ながら出費もそれなりに・・・。それでも単焦点レンズを選ぶ理由があるんです!

  • 軽量、コンパクト
    レンズによりますがズームレンズよりも小さくて軽いレンズなら気軽に持ち出して撮影に出かける事ができます。
  • 高画質
    ズームレンズはズームができるゆえに、画質が劣るケースがあります。単焦点レンズは焦点距離を変える必要がないので、高画質に作ることができるんです。
  • 開放絞りが大きい
    開放F1.4やF2などズームレンズより開放F値が大きいレンズが主で、より早いシャッター速度を選ぶことができたり、ボケを作りやすいことが多いです。

単焦点レンズを使うことの一番の魅力は、「写真がぐっと魅力的になる」ことです。ズームレンズでは撮影対象に合わせてズームで済ませがち。でも、単焦点レンズで撮影したいると、だんだんとそのレンズの写る範囲や写り方というのが身についてきます。そうすると、被写体が魅力的に見える撮り方、自分らしい個性的な写し方が身についてくるんです。

18mmから50mmまで日常づかいの焦点距離

コンパクト単焦点として位置付けられているのは以下の5本です。

  • XF18mm F2 R
  • XF23mm F2 R WR
  • XF27mm F2.8
  • XF35mm F2 R WR
  • XF50mm F2 R WR

27mm以外はすべてF2の明るいレンズです。27mmは開放F2.8ですが、その分100gを切る軽量パンケーキレンズです。

XF23mm、XF35mm、XF50mmの3本は最近リリースされたばかりのラインナップで防塵防滴、ステッピングモーターによる高速AF、X-Pro2の光学ファインダーのケラレを最小限にするための先細デザインを採用したシリーズです。

全体を通して言えることは、とにかく軽い。写りが良い(非常にシャープでコントラストが高い)、価格が5万円程度かそれ以下(XF18mmは最近値上げのため、5万円を若干超えてますが・・・)。

「せっかくレンズ交換式カメラを手に入れたんだから、レンズを買っていろんな撮影を楽しみたい!」そんな思いに応えてくれる、お財布にも優しいレンズたちなんです。

レンズ交換式Xシリーズ立ち上げからから存在する軽量高画質のXF18mm

2012年X-Pro1と同時発売されたXF18mm。現在もご健在です。スナップに王道の35mm判換算約27mm、「全群繰り出し」という画質優先のフォーカス方式を採用しています。AFはちょっと遅いものの(2400万画素センサー&X-Processor Pro搭載機ならAFは早くなります。)、画質は十分に良好です。四隅の解像が若干劣るという指摘が多いようですが、XF18-55の流れに比べれば十分な写りだと思います。

角形フードも相まって、見た目のかっこよさもXFレンズの中ではトップクラスです。残念ながら防塵防滴ではないので、このレンズのリニューアルを期待したいところですが、今の所予定は無いようですね。

FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF18mmF2 R
富士フイルム (2012-02-18)
売り上げランキング: 76,776

仕様表

発売日
2012年2月18日
レンズ構成
7群8枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離
f=18mm(35mm判換算:27mm相当)
画角
76.5°
開放絞り
F2.0
最小絞り
F16
絞り形式
7枚(円形絞り) 1/3ステップ
最短撮影距離
18cm
最大撮影倍率
0.14倍
外形寸法
ø64.5mm×33.7mm
質量
116g
フィルターサイズ
ø52mm

スナップからポートレートまで万能のXF23mm

35mm判換算約35mm。開放F2というとライカのSummicronを思い出してしまうスペックです。よく標準レンズは「引けば広角、寄れば望遠」みたいに万能レンズのように言われますが、実際いろいろなシーンで万能レンズといえるのは、この23mm(35mmの画角)だと思います。

広角レンズゆえに空間を捉えることができ、最短撮影距離も短いのでクローズアップ撮影も得意。人物も自然な距離感で撮影にはすることができます。いわゆるポートレートとは違った、”普段の会話の距離”での撮影にもってこいです。

レンズは先窄まりのデザイン。写りは極めてシャープで、AFも高速で非常に使いやすいレンズです。今回紹介する5本のなかで、とりあえず1本だけ持って撮影には行ってこいと言われたら、おそらくこのレンズを選びます。それほど万能かつ高画質だとお勧めできるレンズです。

FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF2 R WR B ブラック
富士フイルム (2016-10-06)
売り上げランキング: 16,099

仕様表

発売日
2016年10月 6日
レンズ構成
6群10枚 (非球面レンズ2枚)
焦点距離
f=23mm (35mm判換算:35mm相当)
画角
63.4°
開放絞り
F2.0
最小絞り
F16
絞り形式
9枚(円形絞り) 1/3ステップ
最短撮影距離
22cm
最大撮影倍率
0.13倍
外形寸法
ø60.0mm x 51.9mm
質量
180g
フィルターサイズ
ø43mm

とにかく軽くて、使いやすい画角のXF27mm

35mm判換算約41mmのパンケーキレンズ。絞り環がなく、非常に薄くできています。パンケーキレンズは写りはダメダメでとにかく軽いというものもある中、このレンズはパンケーキレンズとしては写りもなかなかで、AFも十分な速度です。

X-A系のファインダー無しのボディなど小型軽量ボディにつけて、気軽にカメラを持ち出すのにもってこいです。もちろん、EVF内蔵のボディに付けて首から提げてスナップというのもオツなもの。XFで一番の軽さを誇るこのレンズは、軽さを優先したい時に選びたい一本です。

画角的には広角でもなく、標準より引いて撮れる。やはり、このレンズもなんでも来いのレンズで、スナップジョットでも、人物撮影でもこなせる便利なレンズです。

FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF27mmF2.8 B ブラック
富士フイルム (2013-07-27)
売り上げランキング: 89,802

仕様表

発売日
2013年 7月27日
レンズ構成
5群7枚(非球面レンズ1枚)
焦点距離
f=27mm(35mm判換算:41mm相当)
画角
55.5°
開放絞り
F2.8
最小絞り
F16
絞り形式
7枚(円形絞り) 1/3ステップ
最短撮影距離
34cm
最大撮影倍率
0.1倍
外形寸法
ø61.2mm×23mm
質量
ø78mm
フィルターサイズ
ø39mm

王道の標準画角XF35mm

35mm判換算約52mmのいわゆる標準レンズ。街中では、スナップショットに、ポートレートに、すこし開けたた場所では空間を捉えることも。標準レンズ画角になってくると、広角レンズで感じられた遠近感が穏やかになって、直線的なものがなければあまり気にならなくなります。向かい合った人物の顔を正面から撮っても、お魚みたいになりません。

僕は引いて全身、寄ってバストアップといった距離感で使いますね。また、街中では部分を切り取るような撮り方をするときにこの焦点距離を使います。先ほど書いたように遠近感ご誇張されず、撮り方によってはやや平面的にも映るので、それを活かして抽象的な写真にしています。

使う人によって様々な写真を生み出すことができるレンズです。また、軽量でボケを作りやすいので、小物をボケを活かして撮りたいという方にもオススメです。

FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF2R WR B ブラック
富士フイルム (2015-11-19)
売り上げランキング: 9,197

仕様表

発売日
2015年11月19日
レンズ構成
6群9枚 (非球面レンズ2枚)
焦点距離
f=35mm (35mm判換算:53mm相当)
画角
44.2°
開放絞り
F2.0
最小絞り
F16
絞り形式
9枚(円形絞り) 1/3ステップ
最短撮影距離
35cm
最大撮影倍率
0.135倍
外形寸法
ø60.0mm x 45.9mm
質量
170g
フィルターサイズ
ø43mm

すこし離れたところから狙うXF50mm

35mm判換算約76mmの中望遠レンズ。ポートレートといえば85mmや90mmがメジャーです。もちろん、このレンズの画角でもポートレートには十分。でも、ポートレートによりもすこし近くから人物の表情を狙う・・・そんな標準レンズレンズよりの使い方のほうが合っている気がします。

距離を置いたスナップショットでも活躍する画角ですね。被写体と直接関係をもたず、自然な表情や動きを捉える。そんなときにこれくらいの画角のほうがマッチするでしょう。

FUJIFILM 単焦点中望遠レンズ XF50mmF2 R WR B ブラック
富士フイルム (2017-02-23)
売り上げランキング: 52,083

仕様表

発売日
2017年 2月23日
レンズ構成
7群9枚 (ED非球面レンズ 1枚)
焦点距離
f=50mm (35mm判換算:76mm相当)
画角
31.7°
開放絞り
F2.0
最小絞り
F16
絞り形式
9枚(円形絞り) 1/3ステップ
最短撮影距離
39cm
最大撮影倍率
0.15倍
外形寸法
ø60mm×59.4mm
質量
200g
フィルターサイズ
ø46mm

まとめ:初めての単焦点デビューに最適。自分の表現に合うレンズを選ぼう

富士フイルムの単焦点コンパクトレンズはとにかく軽いのが売りです。気軽にカメラを持ち出すのに最適です。レンズ交換式カメラを楽しむにも、自分が表現したいものをうまく写すにも活躍してくれるレンズです。

表現したいものに合わせてレンズを選ぶもよし、とりあえずレンズを購入してみてそれで撮れる写真を楽しむもよしだと思います。単焦点レンズで写真を積極的に楽しんでみませんか?

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