X-T10からX-T2になったらこんなに変わったよ! | Photograph days  

X-T10からX-T2になったらこんなに変わったよ!

/Posted:2017.03.28

先日X-T2を購入しましたが、やはりX-T10とは結構異なりますね。操作性はダイヤルが多く、X-T10よりもよりかつてのマニュアルフィルムカメラに相当近づきます。画質面でも同じフィルムシミュレーションでも階調がすこし違うような気もします。

今後はX-T2とX-T10の2台体制になるので、操作の違いになれつつ、設定を同じにできるところはできるだけ同じにしていこうと思います。

では、この2機種の相違点について見ていきましょう。

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FUJIFILM XQ1, 25.6 mm, f4.9, 1/30,ISO1600
Photo by Tomoya Kurashige

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X-T10より一回り大きいボディ、しっかりしたグリップ

X-T10もミラーレス機のなかではそれほど小柄な訳ではないのですが、X-T2はそのX-T10より一回り大きいサイズになります(いや、2回りくらいかも)。 X-T10だとグリップが小さめなこともあり、僕は小指が余りぎみでした。僕の手にはちょっと小さいかなという感じはありましたが、そこは小型軽量ゆえ仕方ないところですね。X-T2はちょうどいい高さになります。小指が余るということはありません。

個人的には大きさと重さのバランスがちょうどいいかなと思います。質量はX-T10が381g、X-T2が507g(いずれもバッテリー、SDカード込み、メーカー公称値)と約120gほどの差があります。寸法については、X-T10が118.4mm(w) × 82.8mm(h) × 40.8mm(d)、X-T2が132.5mm(w)× 91.8mm(h) × 49.2mm(d) です。幅、高さ、奥行きすべて約1cmほどX-T2が大きいということですね。

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X-T10、X-T2の背面
FUJIFILM XQ1, 24.2 mm, f4.9, 1/28,ISO1600
Photo by Tomoya Kurashige

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X-T10、X-T2を上からX-T10がおもちゃのように見えてくる・・・
FUJIFILM XQ1, 16.7 mm, f4.9, 1/26,ISO1600
Photo by Tomoya Kurashige

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トップの写真および上の写真ではX-T2にはXF16mm、X-T10にはXF23mmF2をつけています。こうなると、重量差もはっきりします。X-T2はずっしり、X-T10は軽ッ!っていう感触です。やはり、X-T10には軽量単焦点レンズがベストマッチですね。

よりマニュアルカメラに近いダイヤルオペレーション

X-T2ではX-T10に比べてダイヤルやダイヤル下にレバーなどが多く備わっています。 例えば、X-T10ではQメニューやファンクションボタンに設定するか、メニューに入って設定します。一方X-T2ではISO感度設定、測光モードはダイヤルとレバーで設定することができます。これによって、設定が素早く行えるだけでなく、電源オフ状態でも現在の設定が確認できるというメリットがあります。

これ以外にも、X-T10はドライブモードダイヤル、Autoモード用のレバーが装備されているのに対し、X-T2はドライブモードはISOダイヤルの下のレバーによる切り替えになっており、Autoモードレバーは装備されていません。

X-T2のISOダイヤル、シャッタースピードダイヤルはロック/アンロックが可能。両ダイヤル共に止まることなく1周します。X-T10のダイヤルはAポジションで止まってしまいます。そのため、Aポジションから低速に設定する場合はダイヤルをぐるぐるまわす必要がありましたが、 X-T2ではAポジションからすこし回すだけで低速側に設定できるようになっています。

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X-T10のシャッターダイヤル
FUJIFILM XQ1, 6.4 mm, f1.8, 1/400,ISO1600
Photo by Tomoya Kurashige

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X-T2のシャッターダイヤル
FUJIFILM XQ1, 6.4 mm, f1.8, 1/280,ISO1600
Photo by Tomoya Kurashige

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ファンクションレバーが神ってる

X-Pro2にはじめて搭載されたファンクションレバー。X-T2にも搭載され、コンパクトカメラであるX100Fにも搭載されています。とにかくこのレバー、神ってます。通常はフォーカスポイントの変更に使用しますが、それ以外にもQメニューの項目移動、メニューの項目移動と大活躍。十字キーよりも素早く操作できて、非常に快適です。

でもなんとなく壊れそうな部品なので、フォーカスポイントの移動以外は極力十字キーを使うようにしていますが、このレバーのためにX-Pro2やX-T2を買うのもありなのでは!?というくらい気にいっています。

ファインダーがでかくなった

X-T10のファインダー倍率が約0.62倍。X-T2は0.77倍です。マニュアルフォーカスをするわけでもないので、とにかくでかければいいということでもありませんが、X-T10に比べてファインダーで被写体をとらえやすく感じます。また、倍率が少々下がりますが、情報表示をすべて画像表示範囲外に納めてしまうこともできます。これによって、情報表示によってフレーミングを誤ってしまうということも減らすことができます。これ、ナイスです。

アイカップもX-T2付属のものはX-T1やX-T10のものとことなり、横からの光線を遮りやすいデザインのものなので、より見やすくなったと感じますね。

フィルムシミュレーションの追加・変更とグレインエフェクト

フィルムシミュレーションはモノクロフィルム「ACROS」のトーンを再現したフィルムシミュレーションが追加になっています。また、僕の感覚では既存のフィルムシミュレーションの絵作りも画像処理エンジンの世代が変わったことですこし変更されているように感じます。この絵作りの変更については、あらためて検証してみたいと思います。 

X-T2ではISO感度がカスタム登録できないのが痛し痒し

X-T10はISO感度設定ダイヤルをもっていないお陰か、カスタム登録にISO感度を登録することができました。そのため、室内用のセッティングでISO1600固定とか、スナップ用にISO400固定、あるいは通常使いにISO感度Autoに設定などカスタム登録とISO感度を連動させることができました。

しかし、X-T2ではISOダイヤルがあるため、残念ながらISO感度はカスタム登録できません。これは、上位機が下位機に劣ってしまった珍しいケースではないかと思います。

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すばやくISO感度を変更できるが、カスタム登録できない
FUJIFILM XQ1, 6.7 mm, f2.1, 1/550,ISO1600
Photo by Tomoya Kurashige

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富士フイルム機はダイヤルオペレーションにしているために、それを突き詰めたフラッグシップでは他社でできることが一部できないというのが残念です。ISO 感度のカスタム登録以外にも、例えばシャッタースピードを固定した状態でカスタム登録するなど、一発で全部の設定を変更するということができません。これを良しとするかどうかは正直馴れ次第ではあるんですけどね・・・。

X-T2とX-T10、「使い分ける二台」で正解

フラッグシップ機種とミドルレンジ機種という位置付けなので、X-T2をかったらさぁ、X-T10は処分しましょう・・・となりがちですが、日常的に持ち運びやすいX-T10、高性能レンズと組み合わせて気合いをいれて撮影するX-T2という印象が強いです。

なので、両方もつことでそれぞれの良さを活かした作品がとれるのではないかと期待しています。X-T10は生産終了して、後継機種としてX-T20がすでに発売されていますが、こちらでも同じです。X-T10とセンサーや画像エンジンがことなり、X-T2と中身は同じで操作体型などはX-T10にタッチパネルを追加したものです。X-T2と組み合わせるには絵作りやメニュー体系などを揃えるという意味ではこちらのほうがよいかもしれません。おかねかかりますけどね・・・。

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