富士フイルム X-T20発表。X-T10から正常進化 | Photograph days  

富士フイルム X-T20発表。X-T10から正常進化

/Posted:2017.01.20

来月発売になるX-T20ですが、X-T10からどんな点が進化しているんでしょう?前機種であるX-T10は小型軽量ながら上位機種のX-T1と変わらない画質、そしてレトロクラシックな外観で人気のあった機種です。

そんな人気機種の後継機種ですから、手抜きなわけないですね!魅力的なポイントがいっぱいですよ!

FUJIFILM X-T20 | 富士フイルム

一眼レフスタイルの最新機種

細かい機能を見る前に、X-Tシリーズの概要をおさらいしてみましょう。

Tシリーズはファインダー内蔵式で、一眼レフのようにファインダーがボディ中央にある一眼レフのようなスタイルが特徴のシリーズです。 シリーズ最初の機種はX-T1。当時フラックシップとされていたX-Pro2と並んでダブルフラッグシップと位置付けられました。

そして、一部の性能は劣るものの小型軽量のX-T10が発売されました。 昨年にはX-T2が発売され、人気を博しています。そこに今回のX-T20登場でTシリーズはラインナップが全て入れ替わった形になります。

X-T20はX-T2と同等画質!

まずはX-T20の特徴をざっとみてみましょう。

  • 最新の2400万画素X-Trans CMOSセンサー搭載
  • X-Processor Proによる高画質
  • 3.0型104万ドットのタッチパネルを採用
  • AF性能の向上、AF-Cカスタム設定登載
  • 4K動画に対応
  • +-5EVの露出補正
  • フィルムシミュレーション「ACROS」搭載

富士フイルムのXシリーズは世代が同じであればフラッグシップもその下の機種も同じ画質です(X-Trans CMOSセンサー搭載機種のみ)。X-T20も慣例どおり、2400万画素センサーを搭載するX-Pro2、X-T2と同画質です。AF性能やボディの耐久性、操作性体系の違いがフラッグシップの2機種との差です。

センサーと画像処理エンジン以外のメイントピックはタッチパネル液晶の搭載です。シングルポイントのAF測距点やAFゾーンの選択が可能。当然タッチAFも可能です。再生時にはスワイプやピンチなどスマートフォンと同様の操作で軽快に操作することができます。そして、4K動画は外部HDMI出力や外部マイクにも対応。X-T2でなくとも高画質な4K動画制作に活用できます。

X-T10からの進化は?

概要で主な特徴を開設しましたが、改めてX-T10からの進化の内容をスペック比較からチェックしてみましょう。

項目 X-T20 X-T10
撮像センサー 2430万画素 X-Trans CMOS 1630万画素 X-Trans CMOS
画像処理エンジン X-Processor Pro EXR Processor II
測光方式 TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ/中央重点 TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ
露出補正 +ー5EV +ー3EV
ISO感度 AUTO1/AUTO2/AUTO3、ISO200〜12800、拡張感度:ISO100/25600/51200 AUTO(ISO6400まで)、ISO200〜6400、拡張感度:ISO100/12800/25600/51200
オートフォーカス
91エリア(シングルAF時最大325エリア)
像面位相差AF(画面中央7x7エリア
49エリア
像面位相差AF(画面中央3x5エリア)
背面液晶
チルト式104万ドットタッチパネル
チルト式92万ドット
連射枚数

約14.0コマ/秒(電子シャッター設定時)(連続記録枚数:JPEG 42枚、可逆圧縮RAW 23枚、非圧縮RAW 22枚)

約8.0コマ/秒(連続記録枚数:JPEG 62枚、可逆圧縮RAW 25枚、非圧縮RAW 23枚)

約8.0コマ/秒(連続記録枚数:JPEGは約8コマ)
EVF 0.62倍 236万画素有機EL 0.62倍 236万画素有機EL
起動時間 0.4秒(ハイパフォーマンス時) 0.5秒(ハイパフォーマンスON)、1.0秒(ハイパフォーマンスOFF)
撮影最大枚数 約350枚 約350枚
質量 約383g 約381g
外寸 118.4mm×82.8mm×41.4mm 118.4mm×82.8mm×40.8mm

実は連射性能がかなり向上しています。メカニカルシャッター時に8コマ/秒は変わりませんが、連続記録枚数が大幅に伸びています。X-T10はコスト削減のために本体内のバッファ量が少なかったため、連続撮影は8枚まででした。62枚まで伸びていることから、バッファを大幅に増やしたと考えられます。

また、このスペックとAF-Cカスタム機能(ただし、ユーザーカスタムはなし)が登載されていることから、オートフォーカスの性能はX-T2並に届いていると考えて良いでしょう(AFに関するハードウェア、ソフトウェアは同じものですから)。

サイズや重量はほとんど変わりないですね。ISO感度の12800が常用感度になったり、測光方式に中央重点が追加されたりと細かい機能アップが履かれています。

まとめ:まさにX-T2ジュニア。動体撮影が必要なければX-T20がぴったり

満を辞して登場のX-T20ですが、前機種のX-T10同様人気が出そうな機種です。防塵防滴が無いことやEVFの性能は劣るものの、画質はX-Pro2、X-T2と変わらず、AFも高性能です。そして、タッチ液晶による操作性はX-T20をより使いやすい機種に仕立て上げることに成功しています。

入門用のとして買うにはちょっとお高いですが、本格的に写真を撮り続けていくなら間違いない選択になると思いますよ!

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