X-T2(ボディ)かXF23mmf2(レンズ)に投資するか、それが問題だ | Photograph days  

X-T2(ボディ)かXF23mmf2(レンズ)に投資するか、それが問題だ

/Posted:2016.11.06

今年の夏にX-T2が発表されてからX-T2についてこのブログで記事をいくつか書いています。XF23mm f2についても同様、何本か記事を書いていますね。ボディにレンズ両方とも興味津々なのですが、金額が金額だけでに気軽にポチッとできないのが実情です・・・。

これから子供にお金がかかるなぁ・・・と思う一方、子供を思う通りに撮りたいという気持ちもあります。そして、機材が変わればうまく撮れるんじゃないかという淡い期待と、単純な物欲、そしてそれを抑える理性がバチバチと戦い続ける日々なのです。

とりあえず、悩むのはタダなのですが、頭の中だけでもやもやしても結論もでないし、決心もつかないので記事という形で整理してみたらどうかなと。そういうわけで、今回はX-T2を買うべきか、XF23mm f2を買うべきか、検討してみたいと思います。

ボディを買うか、レンズを買うか、それとも両方?

ボディかレンズか、買うか買わぬか、想定できるシナリオは4パターンです。

  1. X-T2を買う
  2. XF23mm F2を買う
  3. X-T2とXF23mm F2を両方買う
  4. 何も買わない

僕のカメラの用途は、町中をぶらぶら歩いて撮影と、子供の成長記録写真です。この用途においてどれだけ利便性や画質などに関する向上かが論点です。単に機能向上や性能向上しても、僕の用途になにも貢献しなければ意味なしです。

また、検討にあたって既存のボディ(X-T10)及びレンズ(XF18-55)は手放さないという前提で検討を進めたいと思います。

X-T2は画素数とAF向上をもたらす

まずは1つ目のシナリオ、X-T2を購入するパターンです。レンズは既存のXF18-55のままなので、センサーや画像エンジンによる画質向上以外について写りは変わりません。

僕にとってプラスの点は以下の5点でしょうか。

  • 動く子供を撮りやすくなる(AF速度向上)
  • 室内での子供の撮影時の画質向上
  • クロップ時の画素数の余裕
  • ISO感度設定、AFポイント移動の操作性向上
  • 屋外での撮影時も安心。防塵防滴

1〜3点目はインパクト大きいですね。子供がだんだん動きが早くなってきましたし、屋内のノイズはできれば少なくしたいところです。デジタルシフトでの補正を行う頻度も高いので画素数が増加するのは助かります。

一方、4点目、5点目微妙かもしれません。あればそりゃ便利なのですが、無くても頑張れそうです。また、防塵防滴はレンズが対応していないと完全ではないので、点数半減な感じです。

しかし、X-T2の売りであるAF-Cの性能向上やカスタム設定、4K動画等は全く無用です。宝のもちぐされです。余計な機能がついてくると言えます。また、一回り以上重く大きくなります。X-T10はバッテリー等込みで381g、対するX-T2は507gと100g以上の重量増です。また、寸法も一回り以上大型化。幅は2cmほど広くなります。気軽に持ち出すには ちょっと大きいですね。

XF23 F2はハイスピードかつ周辺までシャープな画質

2つ目のシナリオ、XF23mm F2を購入するパターンです。ボディは現行のX-T10のままとなります。このケースでは…

  • レンズが小さく軽くなり、持ち出し易くなる
  • 室内で今のレンズより早いシャッタースピードが使える(より低感度でノイズを少なく撮影できる
  • 画面周辺までシャープな画質
  • 場合によってはAFが早くなるかもしれない

XF18-55はズームレンズなのでそれなりの大きさ、重量です(それでも一眼レフ用のものに比べれば画質はいいし、コンパクトですが)。重量は310gから180gへと一気に軽くなります。寸法はø65.0mm×70.4mmからø60.0mm x 51.9mmとこれまたコンパクトに。おそらくXF23mm F2はボディにつけてもお辞儀をしないでしょう。

室内でXF18-55は18mm時ではF2.8まで絞りを開けられますが、23mm時はF3.2が最大です。これがF2まで開けるようになると、ISO1600で1/60あるいはより早いシャッターが切れそうです。ノイズ面、子供の動きへの追従という点でなかなか魅力的です。

ネガティブな要素としては、手ぶれ補正が無くなります。そのため、低照度の条件で絞りをできるだけ絞りつつ、低感度で手持ちで撮りたい!というのはシビアになるかもしれませんが、子供を撮る分にはブレが目立つような低速は使わないので、あまり気にしなくてもいいかもしれません。

懸念としてはAFが速いレンズとはいえ、ステッピングモーター使用のレンズです。XF18-55はリニアモーターを使っていますので高速ですが、どれだけのAF速度になるかは試してみないとわかりません。

 

X-T2とXF23mm F2の最強コンビ

ボディとレンズ両方買うということは、ここまで書いてきたメリットをすべて享受できることになります。画質が向上し、この組み合わせでは最速0.005秒のAFを利用できます。暗い条件でも低ノイズで撮影できたり、早いシャッタースピードを稼ぐことができるわけです。

また、ボディの重量増加分をレンズの軽量化分で相殺することになります。ボディは幅広になりますが、レンズがコンパクトになるのでストラップで下げてもレンズが下を向かなくなります。持ち運びやすいです。子供を撮るにも、街中で写真を撮るにも不足のない見合わせです。

また、手持ちの機材を処分しないので、軽くしたい時はX-T10と23mm F2の組み合わせ、ズームを利用しつつ画質もよくということであればX-T2とXF18-55というように組み合わせを変えることができるようになります。気分やその日の予定によってはそんなに撮影しない日だってありますからね。

何も買わない。それもまた良いのかもしれない

今のままX-T10とXF18−55で過ごします。不満は残りますが、最大のメリットは出費がないことですが・・・。まぁ、画面の隅をみれば周辺は若干写りが落ちるものの、それ以外はそんなに悪くないですし、室内で撮影するときも高感度ノイズを頑張って無視すれば実用には足ります(ISO3200は実用に使えるとは言っても、いかにも高感度の写りにはなります)。

でもなぁ、子供の動きが早くなってきたんだよなぁ・・・。

実際いくらかかるの?投資対効果は?

実際払う金額がどれだけ見合うかが重要です。なんらか購入する3つのシナリオの出費額はこちら。すべて11月4日現在のAmazonでの価格です。

  • シナリオ1:¥164,754
  • シナリオ2:¥48,087
  • シナリオ3:¥212,841

ここまでの検討からすると、X-T2ボディ単体を購入というのはあまりいい投資でない気がします。XF23mm F2を購入すると用途に応じて既存のXF18−55と使い分けることができて、撮影カバー範囲が広がります。こちらの方が得られるメリットが大きく感じます。結果コストパフォーマンスはシナリオ1より良いように感じます。

ボディとレンズ両方を買うととにかく幸せですが、総額は20万を超えます。やはりボディのコストパフォーマンスが悪いですね・・・。

結論。レンズ買う方向で考えるのがいいんじゃね?

というわけで、ボディよりもレンズを買う方が投資対効果が高いんじゃないか、というのが僕の結論です。ボディはあと数ヶ月すれば値段も下がり始めますし、その時また考えることもできます。

あとは、懸念をいかに潰すかですね。実際X-T10との組み合わせでどれくらいのAF速度が出るのか、これくらいでしょうか。六本木の富士フイルムスクエアでレンタルサービスが始まれば、試すこともできるようになるのですが。もう少し、待ってみましょうかね。

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